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【HSP】 フランスでのインターンシップについて②

皆さんお疲れ様です。

HSPを自認している大学生のすえずです。

 

 前回に引き続き、フランスでのインターンシップについて書いていこうと思います。②では、「気づき」、「生活面」について書いていこうと思います。①では、「インターンシップを開始する前の気持ち」、「インターンシップの業務」について書いてあるのでまだご覧になっていない方は読んでいただけると嬉しいです。

 

③「気づき」

 一番嬉しかった気づきとしては、フランス人の中にもHSPらしき人がいたということです。このインターンシップを始める前までの留学生活では、いかにもHSPっぽいなというフランス人とは出会わなかったのですが、このインターンシップ中に初めてそういう方に会いました。みんなで一緒にご飯を食べているときも1人だけ無口で、すごく笑顔のかわいい初老の男性でした。自分と目が合って、ニコリとしてくれたことが1回あったので、とても印象に残る人でした。彼とは一度話してみたいと思ったりもしたけど、話せなかったですね。今回は1ヶ月のみのインターンシップで、関わる機会がなかったので話せなかったけど、いつか機会があれば話してみたいです。

 今回のインターンシップ中に、自分以外に同年代でインターンシップや研修をしているフランス人が4人ほどいました。その中で、一番仲良くなったのが研修生として研修をしている若いフランス人の方でした。彼は、とても日本が好きで、自分のインターンシップの3ヶ月前には日本に初めて旅行をしてきたそうです。また、特に日本のゲームがとても好きみたいで、フランスでも人気のあるポケモンをすごくやり込んでいるとのことでした。自分もポケモンやその他のゲームを中学生の頃にやっていたので、とても話が合いました。まさか、小さい頃の経験がこんなところで役に立つとは思いもしなかったので、経験というのはなんでもしておくべきだなと改めて思いました。あと、彼は日本語にも興味があるようで、単語だけでしたが、いろいろな日本語を知っていました。特に漫画からそういう単語を吸収したと言っていたので、日本の漫画の影響力は大きいなと感じました。彼のおかげで、お昼休憩も楽しく過ごすことができたので、とても感謝しています。

 日本と文化の違いで気づいたこととしては、フランス人は他人のことをあまり考えすぎずに生活しているということに気がつきました。フランスでは金曜日の夜から週末と言われているように、皆さん金曜日は17時までには帰る人が多いんですよね。それどころが、16時頃から帰る人がちらほら出てきて、16時半くらいには、体感ですが半分くらいの人が帰っていた気がします。いつもより自分の働いていたフロアが広く感じました。そして、他の人より早く帰ることに関して、誰かに気を遣うことも感じられず、帰る際には大きな声で「Bon weekend!(良い週末を!)」と言って帰る人もいました。嫌みとかそういうのは感じられずに、普通にこういうことをやっている感じでした。さすがに、フランス人の同僚の方々もこれに対しては、少し笑っていました。日本の会社ではあまり考えられないですよね。自分も日本の企業でインターンシップをしたことがあるのですが、こういうことは絶対に起きそうにないです。また、私のインターンシップ期間の1ヶ月の間に、近くの学校が1週間程度休みになっていたことがありました。これに合わせて、同僚の一人が1週間のバカンスを取っていました。有給休暇かどうかはわかりませんが、子供達との時間を優先して、仕事をして良いという雰囲気を感じることができました。上司の方にも話を聞いたのですが、やることさえやれば、このように自分のプライベートの時間を大切にすることを推奨している感じでした。

 結局、フランス人は日本人に比べて他人のことを気にしすぎないで生活する人が多いのかなと思いました。即ち、HSP気質を持っている方があまり多くなく、そういう人達で成り立っているのがフランスの文化であり、そこが日本の文化とは根本的に違うのかなと思いました。

 

 

④「生活面」

  最後に、インターンシップ中の生活について書いていきます。私の留学先の大学とインターンシップ先の施設は、かなり離れていたので、インターンシップ先の近くに住む必要がありました。そこで、私は民泊、つまり、ホームステイを1ヶ月間していました。ホテルに住むことも考えたのですが、1ヶ月間滞在するとなると、滞在費がかかり過ぎてしまうので、民泊を利用することにしました。実際に民泊先を探すサイトとしては、Airbnbを利用しました。このサイトは全世界でホテルや普通の家に民泊をする際に、探すためにとても有用だと思います。皆さんも、ホテルの少ない地域や、特に宿泊費を安く済ませたいときはお勧めします。結局、インターンシップ先から歩いて30分くらいのところに宿を見つけることができました。家主は、もちろんフランス人で、コミュニケーションは基本的にフランス語でした。サイトで探したときには、英語も話せると書いていたのですが、結局フランス語でのコミュニケーションでした。また、自分以外にも何人かの人を受け入れていたのですが、みなさんフランス人でした。彼らとも話をするのはフランス語でしたので、フランスで生活するにはフランス語が必須だなと改めて思いました。

 

 このフランスでのインターンシップの他にも、日本や他の国でいろいろなインターンシップをしてきたので、どうやってインターンシップ先を見つけるかも含めて、それらについて今後書けていければいいなと思っています。