企業・民間団体の給付型奨学金
皆さんお疲れ様です。HSPを自認している大学生のすえずです。
自分は2021年4月から大学院に進学します。大学生から大学院生になります。自分は大学を一年留年しているので5年間通ったことになるのですが、学費・生活費などを含めると相当な費用がかかっていました。今までは親に甘えてきましたが、大学院生となると少しは自立したい気持ちが湧いてきます。年齢的にも世間一般では社会人となるので。そこで、大学院進学に関して奨学金の情報を集めてみたので、もし少しでも企業の給付型奨学金に興味がありましたら、どうぞ見ていってください。
日本には奨学金として、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金が有名であると思います。しかし、この機構の奨学金のほとんどは貸与型であり、給付型はごく少数となっています。大学院卒業後、就職をする際に奨学金の返済があるのは相当大変だと思います。一方、民間の奨学金に目を向けると、給付型奨学金を出している財団・奨学会が多くあります。そこで今回はこれらの民間の給付型の奨学金を記載していきたいと思います。情報は2021年1月頃に自分が調べたものであるため、実際に応募する際は自分でご確認ください。
【一覧】
・キーエンス財団
・原(フルタイムシステム)科学技術振興財団(4月~6月, オンライン, 直接応募)
・なかと奨学会(3月頭~4月末, オンライン, 直接応募)
・クロサワ財団(7月~9月, 直接応募)
・いやさか財団(5/31必着, 直接応募, 年収制限あり)
・PP奨学金(パチンコ・パチスロ奨学金, 9月~10月, 直接応募)
・山田長満奨学会
・コカ・コーラ教育・環境財団
・中村積善会(専攻に限定があるかも、併給可、修士は収入が299万円以内)
・公益財団法人戸部眞紀財団(2月~5月上旬締め切り, 研究科長の推薦状がいる, 大学経由)
・公益財団法人旭硝子奨学会(1月)
・大森昌三記念財団(5月頭必着、大学経由)
・長谷川財団奨学生(5~6月, 大学経由)
・中部奨学会(4月~5月初旬締め切り)
・奨学金事業 - 杜の邦育英会(5月~8月, 大学経由)
・原工学育英奨学金(5月, 大学経由)
・日鉄鉱業奨学会(3月, 大学経由)
・高島科学技術振興財団奨学生(4月, 大学経由)
・新日本奨学会(3月~4月, 大学経由)
・川村育英会(4月、大学経由)
・一般財団法人 中西奨学会(大学経由)
・林レオロジー記念財団(8月~10月, 大学経由)
・佐藤奨学会(大学経由, 5月頭必着, 学長推薦書)
・牛久保・天田育英財団(3月末~4月募集、大学経由で募集のお知らせ, 5月中締め切り)
・クローバー財団(2019年度で修了かも)
・ながわひまわり(世帯年収800万円以下)
・住友電工グループ社会貢献基金(3月, 民間の給付と併給不可かも, 大学経由)
・フジタ奨学金制度(併給不可, 所得制限あり
・公益財団法人 似鳥国際奨学財団(併給不可)
・ダイオーズ記念財団(世帯年収400万円以下)
・アイザワ記念財団(併給不可)
・公益財団法人帝人会(貸与、給付は留学生のみ)
・日本証券奨学財団(併給不可)
・公益財団法人尚志社(併給不可)
・楠田育英会(大学院2年次以上)
・一般財団法人 鷹野学術振興財団(併給不可)
・日本証券奨学財団(併給不可)
・公益財団法人森下仁丹奨学会(併給不可)
・バロック村井財団(併給不可)
・いであ環境・文化在d何(併給可、芸術分野)
・ギオン芸術・スポーツ財団(芸術とスポーツ)
・鷹野学術振興財団(製造業への就職を希望)
・三菱UFJ信託奨学財団(年収800万円以下)
・近藤記念財団(関西圏の大学が指定校)
・栗林育英学術財団(併給不可)
・花王芸術・科学財団(給付型との併給不可)
・豊秋奨学会(併給不可)
・エンプラス教育振興財団(東工大、東京理科、明治のみ)
・エフテック奨学財団
・川本・森奨学財団(東京の大学院)
・守谷奨学会(東京の大学)
・G-7奨学財団(GPA3.1以上、世帯収入制限あり)
・磯野育英奨学会(東京の大学)
・富山文化財団(東京の大学・大学院)
・中山報恩会
・富本奨学金(大阪の大学)
・ユニ・チャーム(主に関西の方の大学)
・山田満育英会(年収900万円以下)
・北野財団(年収800万円以下)
・化学研究者育成 MC奨学基金(博士対象)
・上田記念財団奨学生
・鹿島育英会一般奨学生
・フジタ奨学金制度(大学経由)
【直接応募かつ重複okな奨学金】
・原(フルタイムシステム)科学技術振興財団(4月~6月, オンライン, 直接応募)
・なかと奨学会(3月頭~4月末, オンライン, 直接応募)
・クロサワ財団(7月~9月, 直接応募)
・いやさか財団(5/31必着, 直接応募, 年収制限あり)
・PP奨学金(パチンコ・パチスロ奨学金, 9月~10月, 直接応募)
・山田長満奨学会
・コカ・コーラ教育・環境財団
※正確な奨学金情報は自身の目でご確認ください。
自分も給付型奨学金を調べる際に、様々なサイトを見たのですが、すべての奨学金を網羅しているサイトは見当たりませんでした。そのため、ここからは自分に合う奨学金を見つける方法を3つ書いていきます。
① ウェブサイトを隅々まで見てください
おそらく企業や民間団体の奨学金はここ数年で新しいものが多く出てきています。同時に、何十年も前から続いているものもあります。 googleで検索をすると有名な奨学金はすぐに見つかりますが、少しでも認知度が下がると探し当てる難度が高くなります。しかし、そのような奨学金が狙い目である可能性は高いので、とにかく様々なサイトを見てみてください。
② 自分の大学と同程度の大学の奨学金サイトを見る
皆さんは奨学金情報を調べる際には、おそらく自分の大学の奨学金サイトを見るか、全方位的に公開されている奨学金情報サイトをよく使っているかもしれません。奨学金の中には、既に指定校という形で奨学金を与える大学が指定されていることがあります。しかし、この指定校に指定されていながら、自分の大学の奨学金サイトにはそれが見当たらないことがたまにあります。そこで、自分と同程度の大学の奨学金サイトを見れば、かなり低い確率ではありますが、自分が応募できる奨学金が見つかるかもしれません。
③ 自分と同じ地域の大学の奨学金サイトを見る
②と似たものとなります。奨学金には地域限定(東京都内の大学、関西圏の大学等)のものが多々あります。そのような奨学金の存在を見つけるためには、自分の大学の所在地と同じ地域の大学の奨学金サイトを見ると、奨学金が見つかる可能性があります。これは、自分の出身地に関しても同様に言えるので、ぜひ試してみてください。②と③は非常に確率が低い(筆者調べ)ですが、あることにはあるので、時間があるときに軽い気持ちで試してみるといいかもしれません。
最後に、これらの情報を出すことで、熱い気持ちと行動力を持った方々に奨学金が届くことを願って終わりにしたいと思います。