HSP 留学 夕食レシピ

HSPの留学生活・普段考えていることを発信します

【HSP】 フランスでのインターンシップについて①

 

皆さんお疲れ様です。

HSPを自認している大学生のすえずです。

 

今日は、フランスの大学での交換留学後にそのままフランス企業で1ヶ月間インターンシップを行ったので、それについて書いていこうと思います。私の名前の「すえず」もインターンシップ先の名前から取ったりとか、取ってなかったりとか。それくらい、自分にとって大きな経験であったことは間違いないと思います。①で「インターンシップを開始する前の気持ち」、「インターンシップの業務」を書き、②で「気づき」、「生活面」を書いていこうと思います。

 

(1)「インターンシップを開始する前の気持ち」

 恐怖感。これがとても強かったです。HSPの方々だけでなく、いろいろな人に当てはまると思うのですが、自分の分からないこと・知らないことを新しくやろうとするときに、ネガティブな方向に考える人が多いと思います。自分も漏れなくこれに当てはまり、インターンシップを開始する1ヶ月前までは、ネガティブな想像ばかりをし、完全に自信を失っていました。自信を失うどころか、自分はいない方がいいのではないのかということまで考えては落ち込み、考えては落ち込みを繰り返していました。これは人間だからしょうがないのですかね。しかし、1ヶ月前くらいからは、フランスの大学での交換留学もほとんど終わり、自分のストレスの原因であった奨学金の手続きなども目処が立ってきたため、精神的な落ち着きをなんとか取り戻してきていました。そこで、元々、インターンシップをしようとしたときのことを思い出し、自分はこの企業で働いてみたいという自分の願望がもう少しで叶うと思うことで、インターンシップに対して前向きな気持ちを持つことができてきたのかなと思います。さすがにインターンシップは逃げ出したいときにすぐに逃げ出せるわけではないので、それに向けてなんとか自分の気持ちをコントロールできたことは貴重な経験であったと思います。

 

(2)「インターンシップの業務」

 インターンシップの業務について書く前に、水企業について説明していこうと思います。私が働いていたのは、フランスの水企業で、三大水メジャーと呼ばれる企業の1つでした。日本では、上下水道事業の運営・管理は自治体が行っていることが多く、一部民間委託をしている状況です。他には、水処理機器を製造する会社、水処理膜を製造する会社、自治体の運営・管理を手伝う水コンサルタント会社、水処理施設を作る会社などがあります。海外に目を向けると、日本の総合商社などが、民営化されている水道事業の運営・管理を行っている場合があります。また、水メジャーと呼ばれる企業(外資系企業)は、これらの上下水道事業や廃水処理事業などを一括で請け負う会社のことです。海外では水道事業の民営化が進んでいるところがあるため、日本よりも包括的に事業を受託することができます。自分は、この水メジャーと呼ばれる企業の1つの研究所で働いていました。具体的には、水コンサルタント会社の仕事に近かったのかなと思います。

 毎朝9時までには会社に着き、夕方17時まで働くという生活をしていました。時間はそこまで厳しくない感じでしたね。お昼は、同じ部署の方々やインターンシップをしているフランス人の同世代の学生と社員食堂で一緒に食べていました。この社員食堂での食事が一日の唯一の楽しみであり、つらい時間でもありました。これは、社員食堂の食事は社員割りでとても安くとてもおいしいものを食べられたことがよかったことなのですが、周りが全員フランス人であるため、フランス語の会話に入っていけないことがつらかったからです。また、自分が大人数での会話が苦手であるため、どうしてもその状況にいること自体がつらく感じていました。

 お昼を食べた後は、なぜかすぐに、コーヒータイムがあり、コーヒーを飲みながら立ち話をします。そのあとは、お菓子を食べながらゆっくりする時間があり、ここでもまた会話をして過ごします。時間的には、2時間くらいお昼休憩として使っていたなと思います。日本にいたときに、日本企業でもインターンシップをしたことがあったのですが、この辺は文化の違いがはっきり表れていたなと思いました。フランス人はあまり残業をしないと聞いていたのですが、そこは時間というよりは、自分の業務が終わるように時間を調整している感じでした。残業したくなければ、朝早く来てやるなどをしていましたし、普通に残業をする方もいました。また、コロナウイルスが蔓延する前からリモートワークが浸透しており、毎週1日は家で仕事をするなどのやり方が広まっていました。この辺も文化の違いを感じたところではありました。基本的に上司との会話は英語で、資料作成や情報収集はフランス語を使っていました。自分はフランス語があまり得意ではないので、google翻訳にとてもお世話になりました。また、英語が苦手というか、フランス語訛りが強いフランス人の方もいたので、やっぱりフランス語を少し学んできたのは正解だなと思いました。特に、英語と同じスペルの単語は発音がフランス語寄りになることが多かったので、もしフランスでインターンシップをする機会がある場合は、フランス語の習得をお勧めします。

 

 フランスでのインターンシップについて②をすぐに書くので、読んでいただけると嬉しいです。